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ジムニーとザック一つ。どこでも生きていける「全地形対応」の野営装備システム

2025 11/30
北海道の暮らし (Hokkaido Life)
2025年11月30日
ザックと展開された装備一式
これが僕の「背負える家」の全貌です。

車中泊には車中泊の道具を。
キャンプにはキャンプの道具を。
かつての僕はそう考えて、用途ごとに道具を買い揃えていました。

でも、気づけば車の荷室はパンパン。
「あれ積んだっけ?」と準備に追われ、片付けに疲れる日々。

「違う。もっとシンプルに生きられるはずだ」

たどり着いた答えは、「ザック一つ」でした。
このザックと食料さえあれば、車の中でも、山奥でも、災害時でも、同じように快適に眠り、飯が食える。

今回は、あらゆるフィールドで生き抜くために選び抜いた、僕の「野営装備システム」の記録です。

目次

1. 命の核(The Core)

全てのベースとなる装備です。これらは常にザックの中にパッキングされており、どんな時でもここからスタートします。

  • ザック: 全ての装備を飲み込む母艦。
  • 寝具一式: シュラフ、マット、シュラフカバー。
  • テント: 山岳用軽量テント(シェルター)。
  • 照明: ヘッドライト、ソーラー充電式ランタン。
  • 救急道具:必要そうなものを箱から出してジップロックにまとめる。

「着て寝る」という合理性

北海道の冬を想定していますが、実はシュラフ自体は極寒冷地用のハイグレードなものではありません。
なぜなら、「ある程度暖かい格好のまま寝る」スタイルだからです。

ダウンジャケットを着込んだまま寝袋に入る。
これにより、巨大な寝袋を持ち運ぶ必要がなくなり、荷物は圧倒的に軽くなります。
何より、起きてすぐに動き出せる「即応性」こそが、サバイバルにおいては重要だと考えています。


2. 登山モード(Hiking Mode)

クッカーシステム

山へ入る時は、基本セットに「クッカーセット」を追加します。

  • 追加装備: アルコールストーブ、チタンポット、アルコール燃料、カトラリー。
  • 運用: ザックを背負って移動し、気に入った場所が今日の宿。湯を沸かし、温かい食事を摂るだけで、山の中は極上のリビングになります。

3. キャンプモード(Camping Mode)

車で移動し、焚き火を楽しむキャンプなら、少し贅沢をします。
基本セットに「焚き火台・家具」をプラスします。

  • 追加装備: 軽量焚き火台、火バサミ、着火道具。
  • 追加装備(家具): 軽量コット、アウトドアチェア。

地面から離れる快適さ

このモードの主役は「コット」です。
地面からの底冷えを物理的に遮断し、ベッドのような寝心地を作る。
そして「チェア」に座り、焚き火を眺める。
重量制限の緩いキャンプならではの、居住性を重視した構成です。


料理拡張オプション(Gourmet Option)

地元の食材や、釣った魚を本気で料理したい時。
そんな時は迷わず「調理特化装備」を追加します。

  • 追加装備: スキレット(鋳鉄製フライパン)、鉄鍋。
  • 運用: チタンのクッカーでは難しい「焼く」「煮込む」をこなすための鉄器。重いですが、蓄熱性は段違い。肉や魚を美味しく食べるための妥協なき選択です。

4. 車中泊モード(Van Life Mode)

ニセコ近くの道の駅

このスタイルが真価を発揮するのが、実は車中泊です。
使うのはザックの中の「寝具のみ」。
電力と食は、相棒である「ジムニー」のシステムに任せます。

独立した電力システム

ジムニーはただの車ではなく、発電所です。

  • 発電(ソーラー): ルーフボックスの上で太陽光を受け止める。
  • 発電(走行): 走りながらバッテリーを満たす。
  • 蓄電: 全てをポータブル電源に集約する。

車内というコックピット

  • 炊飯: ポータブル電源で炊飯器を動かす。火を使わないので、締め切った車内でも安全に炊きたてのご飯が食えます。
  • 充電: スマホもカメラも、全てここから給電。車のバッテリー上がりを気にする必要はありません。

寝床の展開

ザックからシュラフとマットを取り出し、フルフラットにした座席に放り込むだけ。
テントは要りません。ジムニーという「鉄のシェルター」が守ってくれるからです。

基本セット同様、着込んで寝るスタイルなら、エンジンを切った氷点下の車内でも朝まで熟睡できます。


まとめ:持たない自由

道具を減らすことは、不便になることだと思っていました。
しかし実際は逆です。

管理すべき道具が減り、準備と撤収の手間が消え、フットワークが軽くなる。
ザック一つあれば、どこへだって行ける。

このミニマムな装備こそが、僕に究極の自由を与えてくれました。

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はじめまして。
元会社員。都会での暮らしを経て、現在は北海道の道南エリアで自給自足の暮らしに挑戦しています。

相棒は、自家孵化で命を繋ぐ50羽の鶏たちと、頼もしい縄文柴犬。
2町(東京ドーム約半分)の耕作放棄地を開墾しながら、太陽光発電で電気を自給するオフグリッドな毎日です。

このブログでは、そんな日々のリアルな記録や、暮らしの中で得た知恵を発信していきます。

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